エンダモロジーとは、ギリシャ語のエン・内部とダーモ・皮膚とロジー・科学が合わさった言葉です。その正体はセルライトや脂肪を揉み解して除去するための美容医療機器、1986年にフランス人エンジニアのルイ・ポール・ギテーによって開発されました。交通事故によって負傷した彼は、元々はリハビリ中の痛みや施術者の負担軽減を目的に開発したものであり現在も医療の分野でも用いられています。ただ傷跡治療だけでなく、脂肪による凹凸・即ちセルライトに対しても有効であることが確認されて世界で初めてFDA・米国食品医薬局の認可も取得しているのです。
いまや世界110カ国以上の国々で使用されています。すでに1,200万人以上の女性がトリートメントを受けているのです。毎日20万回以上の施術が行われており、世界で愛される機器となっています。FDAに限らず130以上の科学的研究成果もあるので、その効果は信頼におけるものです。お肌を傷つけることは無く痛みもリスクも伴わない、100パーセントナチュラルな美しさへと導いてくれるのです。1993年に14回の集中トリートメントを実施し、その後毎月1回のメンテナンストリートメントを実施するという実験を施したところ、年齢経過とは逆に年々お肌の状態が改善し若返ってみえるようになっていったのです。年齢を重ねて劣化して行くのは仕方が無いこと、そう諦める必要はありません。エンダモロジーでもう一度理想の身体を手に入れるのです。
ただし、その実験では体重には大きな変化が無かったとのこと、痩身施術とはまた仕組みが異なります。通常の脂肪吸引とは違って、エンダモロジーだと吸引ヘッドにローラーが付いています。独立駆動型のローラーは、もむ・ほぐす・そして吸引すると3つの異なる刺激を与えて固まってしまった脂肪をほぐしていくこととなります。老廃物や脂肪が凝り固まった存在であるセルライトを効率的に除去するためのものですから、脂肪を吸い取る吸引機とは目的も違います。施術後すぐに痩身効果が期待できるわけではありません。でも、セルライトによって流れが滞ってしまっていた血液やリンパが正常に戻ることから代謝アップが望めます。余分な水分も排出されるのでむくみやたるみだって改善されますし、女性には多い冷えにも悩まされることは無くなるでしょう。ボコボコと醜かったセルライトが取り除かれて見た目的にも美しくなり、理想の身体となるのです。
揉み解されることで気持ちいいと感じる方がほとんど、とはいえ敏感な方の中には多少は痛みを受けることはあるかもしれません。ダウンタイムはほとんど無し、マッサージやリラクゼーションを受けるような感覚で気軽に利用できることもあり多くの方が利用しているのです。日本でもエステティックサロンやクリニックにて導入されています。スポーツトリートメントの分野などで見かけることも、更に広まりを見せているのです。